環境にも体にもやさしい
無農薬無除草剤栽培
 

 一般的に稲作りでは、始めに籾を農薬に漬け、農薬が散布された苗箱へ蒔かれます。そして田植えが終わってすぐに、あるいは同時に除草剤が蒔かれます。こうした作業は稲が害虫に食べられたり病気になったりしないように、また雑草に負けないようにするために行われてきています。戦後、農業をやる人たちも減り、田んぼに草取りなどでなるべく入ることがないようにするためのよりよい方として、このようなやり方が主流になってきています。(農薬を撒く回数などはその地域の農協の指導や昔からのやり方よってことなるようです。)
 けれども、一方で無農薬有機栽培の米を求める人も出てきたり、農薬や除草剤が私達の一番大事な水を汚染することもだんだん指摘されてきています。確かに、長年無農薬無除草剤でやっている田んぼと長年一般的なやり方でやってきた田んぼとでは、まず外見が素人目でも明らかなほど違います。まず、農薬を撒かない田んぼには、小さい虫たち、おたまじゃくしやタニシや他の小動物などがとてもたくさんいます。泥もやわらかく、そこへ立つといい気持ちがします。そして、稲は色濃くたくましささえ感じられます。
 農薬や除草剤は、害虫や雑草を殺しますが、同時にその他の虫なども生き難くしてしまい、水も汚染してしまいます。無農薬無除草剤栽培ができれば、人や他の生き物やまわりの環境などにとってもとてもいいことだということは明らかです。
 このように、無農薬無除草剤無化学肥料の水田は、貯水力や水の浄化力、命の循環を助ける力、命を産み、はぐくむ力など、自然環境保全のための大きな役割を果たすことができるのです。


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